勉強時間やテスト結果を管理して、今後の成績向上に生かそう

 多くの中学生は、一日にどのくらいの勉強をしたのか、あるいは、それぞれのテスト(毎回の中間テストや期末テスト、塾の模擬試験など)でどのくらいの成績をとっていたのか、意外と把握していない人が多いと思います。

 

 そのため、「どの科目をどれだけ勉強したのか」という点については、表をつくって一日の学習時間の統計を取っていき、その結果見えてきたこととして、自分が不足していると感じた教科があるなら、その教科の勉強時間を増やす日をつくっていくなどして、勉強のペースを自分でコントロールする事が大切です。

 

 また、毎回の目標の得点や毎回のテストの点数、あるいはテストを受けたときに自信をもって答えられた部分だけの点数はどれくらいだったかということをまとめていくことも大切です。前のテストの結果から、今回のテストの各教科の目標の得点を事前に決めておき、その上で、テストを受け終わった直後に、「自信をもって答えられた部分だけの点数」、つまり確実に正解していると確信している部分の点数を記録しておく事が大切です。

 

   その上で、実際のテスト結果がわかったとき、おそらく先に述べた「自信をもって答えられた部分だけの点数」より高い点数が出るものと思いますが、その部分は「記号選択式で偶然に正解したもの」だったり「まぐれで正解したもの」だったりするので、そうした部分は、不正解だった部分とあわせて、理解を確固たる物にするための復習をする事が大切です。

 

   なお、これら、毎回の目標の得点や毎回のテストの点数、自信をもって答えられた部分だけの点数は、表にまとめて、生徒手帳などに記録しておくと便利です。多くの学校の生徒手帳には、テストの時間割のスケジュール表(時間割等)を記入できるページがあるので、そのページを有効活用すれば、使い方によっては、時間割表としての役目だけでなく、自分の成績の推移や傾向などを知るための大切な参考資料にもなりうるものになります。

 

  なお、毎日の勉強時間の記録は、生徒手帳ではなく、少し大きめの別の紙で表を作って一覧表にしたほうがよい場合もあります。自分のスタイルにあった方法で、自分の勉強のペースや学習計画を管理していきましょう。

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