数学・英語は早めに苦手な単元を克服しておこう

中学の学習において、社会や理科といった、暗記教科といえる科目は、ある単元ができていなくても、別の単元が得意になることができ、例えば、社会の場合なら、地理で中国大陸の事が理解できなくても、歴史の明治維新の出来事については理解できることがあるように、特定の単元が苦手だからと言っても、他の単元に支障をきたす事は少ないといえます。

 しかし、数学や英語の場合は、中学1・2年の学習で苦手な単元があると、3年生の単元も苦手になる事が多いものです。数学で、連立方程式を解けない人や累乗の計算が出来ない人は、二次方程式を解くことが困難になるなどがその典型例ですが、苦手単元が一つあると、ドミノ倒しのように、上の学年で学ぶ単元も苦手になってしまう傾向が強いのが数学・英語です。

 ちなみに、国語の場合は全くどっちともいえないわけですが、社会や理科のように暗記で済むのは漢字や文法に関する問題で、そのほかの分野はそれぞれの文章の読みやすさなどでも変わってくるものと思います。

 従って、数学や英語は、別の考えをすると、中学1・2年の単元を復習して基本を固めれば、そのほかの苦手な部分も簡単に理解できるようになる可能性もあるということがいえます。その意味においても、受験勉強においては、単元ごとに基本を固めていく形の問題集を使って知識を整理することからはじめていくことが大切です。

sponsored link

勉強法の参考サイト