テストだけにとらわれない、視野を広げる勉強法

 このサイトでは、中学生の皆さんのテスト勉強を応援する意図で、さまざまな事を書いていますが、皆さんに忘れて欲しくない事は、テスト勉強だけが「勉強」だというわけではないということです。

 

 たとえば、社会の授業で学習した事と関連した出来事が、新聞のやテレビのニュースとして取り上げられている場合があります。

 

 そして、今は、インターネットで複数の新聞社のサイトを閲覧する事ができます。複数の新聞社のサイトに載っている記事をみてみると、同じ出来事について取り上げられている記事でも、新聞社によって、表現の内容が違う場合があります。それらを読み比べることも、非常に重要な勉強だと思います。

 

 複数の新聞社の記事を読むことによって、一つの新聞社の記事だけではわからないような事が分かってくることもあります。また、同じ出来事について書かれた記事でも、その出来事に関する印象が違って見えてくる場合がありますが、これは、書き手の文章の表現の違いによって、読み手に伝わる印象も異なってくるということを意味しています。その意味では、複数の新聞社の記事を読み比べる事こそが、国語の作文の勉強にもなるといえるでしょう。

 

 そして、世の中の様々な出来事を知ることによって、普段の学校の勉強が社会の中でどのように役に立つのかという事が分かってくると思うので、そのことによって、学校の勉強に対する「やる気」も出てくるものと思います。

 

   従って、長期的な視点で見ると、テストだけにとらわれない勉強をする事によって、テストの成績も上がってくる可能性があると思います。たとえば、社会のテストで「時事問題」に関する問題をテストで出題する学校もありますが、時事問題は、教科書で学ぶだけの既存のテスト勉強では対応できない分野です。テスト勉強の枠にとらわれずに、普段から新聞をよく読むということは重要な事です。

 

【参考】中学生の社会の勉強法

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